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欧州憲法をめぐる新旧ヨーロッパの対立

フランスが国民投票で欧州憲法を否決したニュースは、「欧州の統合の歩みにブレーキがかかった」など、すでに数多くのメディアですでに取り上げられています。このブログで同じことを書いても面白くないので記事を探してみましたが、今後の予測も含め難しいですね。

駐日欧州委員会代表部のサイトに、欧州憲法についての解説があります。これまで締結された数多くの条約を、欧州憲法で一本化するそうです。欧州「憲法」ですが、性格的には「条約」で、加盟25か国全ての批准が必要になります。

あとは、このコラムも参考になると思います。
EU憲法 未知の民主主義への挑戦(日本国際問題研究所)

ユーロ導入後、EUの政策が各国の法律などに反映され、市民生活に深く浸透しているそうです(そこが反発を生み、今回の否決につながったと思われます)。そういう基盤の上に民意を正しく反映させるための政治的なシステムを構築していくには、個人の平等と各国の平等をバランスよく実現させなければならず、国民という意識を超えた新しいタイプの民主主義を目指す前衛的な試みだと結んでいます。
各国の状況についてはBBCの記事が参考になるかと。

EU Constitution: Where member states stand(BBC)

この憲法は、一つの欧州を目指す勢力と、各国に主権を残したい勢力の妥協の産物なので、あいまいな部分が数多くあります。アメリカのような国を目指すわけではありませんが、大統領や外務大臣のポストがあります。

Q&A: EU - myths and realities(BBC)

フランスの否決に対して、新しく加盟した東欧諸国は総じて批判的です。
西欧と東欧の経済格差がEU内に摩擦を起こしている一方で、グローバル化が進む経済にEUとして対応してく必要もあり、問題解決は一筋縄ではいかないようです。

For many EU members, no vote on treaty is case of old vs. new(IHT)

東欧の批判の内容を列挙してみると、

・フランスやドイツの失業率が高い理由を自分たちのせいにしているが、彼らは自分たちの国に投資して作った製品を享受している
・フランスは自分たちの権力がEU内で弱くなることを警戒している
・アメリカや中国と競争するためには、経済や政治システムの改革や欧州の拡大が必要なのに、彼らは古い考え方に固執している

というところでしょうか。欧州の勢力を拡大するため、西欧諸国は東欧諸国にEU加盟を勧めたのに、実際に加盟したら失業率が高くなったなどと文句をいうことはおかしいし、中国やアメリカの経済に対抗できないと。

ハンガリーの大学教授は、フランスの国民投票は欧州憲法以外のことが争点になってしまい、非難の応酬になってしまったと分析しています。

この後、オランダで国民投票が行われます。否決されても欧州統合の流れが完全に止まることはなく、16日から行われるEU首脳会議で模索が続くと思われます。

Q&A: EU constitution - what happens next?(BBC)

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