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カスピ海の新パイプラインと米ロの攻防

カスピ海の石油を地中海経由で欧米に送るための大規模なパイプラインが完成しました。アメリカが支援し、構想から10年以上かかって完成したプロジェクトで、イギリスのブリティッシュ・ペトロリアム(BP)が中心となって運営します。日本も建設に参加しており、国際石油開発のサイトでBTCパイプラインプロジェクトが紹介されています。

カスピ海の石油は、これまでロシア経由で黒海から船積みされ、黒海と地中海を結ぶボスポラス海峡を通って欧米に送られていました。
このルートはロシアを通過せず、建設にはブッシュ政権の意向が大きく働いているようです。

Pipeline opens new oil route to west(Guardian Unlimited)
Q&A: The Baku-Tbilisi-Ceyhan pipeline(Guardian Unlimited)

" Baku-Tbilisi-Ceyhan " (BTC)という全長1770kmのパイプラインは、アゼルバイジャングルジアを通り、トルコにつながっています。1日100万バレルの生産量で、世界の生産量の1%ぐらいだとか。
ブッシュ政権のエネルギー戦略見直し(2001年5月)で、カスピ海の東のカザフスタンという国に、大規模な油田があることに気づき、こことBTCをつないで安定した石油供給を確保することを考えたようです。そのため、強権的なアゼルバイジャンの政権を支持し、グルジアの政変にも関係したとか。

これらの国にはパイプラインの収入などが入り、経済的な繁栄も予想されています。ロシアへの石油依存が少なくなり、旧ソ連の支配地域だった国の独立を促進するため、グルジアの大統領は地政学的な変化が起きると発言しています。

中東以外の原油確保に動くアメリカにとって、ロシアの影響がないパイプラインは非常に大きな意味をもちます。

Oil pipeline launched, breaks Russia grip on Caspian(Middle East Times)

エネルギー確保に動く中国は、今回の件をどう見ているのでしょうか。これを機に、ロシアが中国に接近していくことも考えられそうな。石油以外の分野でも外交的な影響が大きくなりそうです。今回の開通式典を、ロシアの代表は「病気」を理由に欠席しています。

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